2019年10月16日水曜日

創立1周年謝恩企画「縄文の目醒め」

 令和元年9月、縄文総合研究所は創立1周年を迎えることができました。これもひとえに、お客様、ご協力者様、ご縁のあったすべての方々のおかげさまと、心より感謝しております。
 さて、感謝の気持ちを謝恩企画に込めて、みなさまにご案内いたします。これまで、「そうは言っても・・・」と、二の足を踏んでいた方、この機会にぜひ縄文総合研究所富士山本部にお出かけください。


実施期間:令和元年10月19日(前夜祭)から26日まで。

参加対象:一般/会員問わず、どなたでもご参加可能です。

参加費用:

◆前夜祭(令和元年10月19日土曜日)
記念講演(18時~19時半)1千円
懇親会(19時半~21時)2千円

◆縄文講座(20~25日18時半~20時/完全予約制)
謝恩価格:1千円(終了後夕食会:1千円)
(通常一般1万円/会員5千円)

◆縄文合宿(19~25日14時~翌日10時/完全予約制)
謝恩価格:3千円
(通常一般3万円/会員1万5千円)

◆縄文相談(20~26日午前or午後/完全予約制)
謝恩価格:1万円
(通常一般10万円/会員5万円)

会場:
縄文総合研究所富士山本部
山梨県富士吉田市(北口本宮冨士浅間神社近く)

アクセス:
富士急「富士山駅」から1.5km徒歩20分
※車で送迎いたします、ご到着時刻をご連絡ください。
◆東京駅から高速バスで2時間2,000円(片道)
◆新宿駅から高速バスで1時間50分2,000円(片道)
◆東京駅からJR~富士急経由で3時間2,560円(片道)
◆その他、渋谷、羽田、成田、名古屋、京都、大阪などから高速バスあり。富士急ハイランド(バス停)への送迎も可能です。
富士急行バス(富士山を発着するバス)

駐車場有、ご予約の方に詳細をお伝えします。

予約方法:
電話 090-9840-3748
メール jomonsoken@gmail.com
FB https://www.facebook.com/jomonsoken/


企画内容:

◆前夜祭:縄文総合研究所、創立1周年を祝う会です。記念講演(講師:経営コンサルタント酒井大介)と懇親パーティを行います。

◆縄文講座:縄文総合研究所、経営コンサルタント酒井大介による縄文をテーマとした講座です。事業経営、経済、社会情勢、生き方、健康、縄文とはなにか、その日の参加者にピッタリのテーマでお話いたします(毎日内容は変わります)。その後、夕食をとりながら質疑応答や感想など、ゆっくりと時間を過ごしましょう。

◆縄文合宿:縄文総合研究所富士山本部にご宿泊頂きます。ご要望に応じて、夕・朝のお祈り、周辺の景勝地や神社仏閣などをご案内いたします。宿泊日当日の夕食と翌朝のコーヒー&パン、寝具が費用に含まれています。

◆縄文相談:縄文総合研究所、経営コンサルタント酒井大介による個別相談です。事業(企業)経営はもちろん、慈善事業や趣味のサークルなど、すでにある事業についての相談や、これから始めるにあたって何からどう始めたらよいか?など、「あなたにぴったり」をご提案いたします。

こんな人にオススメです:
・「縄文」に興味がある人
・なにか事業を始めたいと思っている人
・人生を縄文的に変化させたいと思っている人
・もっと健康で自分らしく生きたい人
・経営コンサルタントに興味がある人
・舩井幸雄さんに興味がある人
・・・

みなさまからのご連絡、お待ちしております!

2013年3月1日金曜日

縄文時代と縄文人

 みなさん、おはようございます。酒井大介です。今日は、「縄文時代と縄文人」というお話です。

 みなさん、縄文時代って聞いたことありますよね。日本列島で今から約1万数千年前から3000年前頃に発展した時代で、竪穴式住居や縄文式土器などが当時の遺跡として発掘されています。文字として残っている文献が無い時代ですから、当時の暮らしは遺跡などから推察するしかありません。いったい、縄文人は、どんな暮らしをしていたのでしょうか?

 発掘されている集落跡には集落を取り囲む塀や堀などが発見されていません。つまり、外敵に対する備えはなかったようです。また発掘される人骨は、争いによる大けがなどの痕跡を持たないそうです。このことから、縄文時代は戦争の無い平和な時代だったといわれています。仮にそれが本当だとすれば、日本列島において約1万年以上に渡って戦争の無い平和な時代が続いたということになりますよね。

 一方で、この縄文人と現代日本人をつなぐ、面白い研究結果が発表されました。去年の秋、総合研究大学院大学の研究グループが発表したプレスリリースによれば、日本列島に住む人を北から順にアイヌ人、本土人、琉球人という3つの「人類集断」に分類し、そのDNA情報を解析したそうです。結果は、アイヌ人からみると、地理的に大きく離れている琉球人が遺伝的にもっとも近く、本土人は、琉球人に次いでアイヌ人に近かったそうです。そして、この3つの「人類集団」は、東アジア大陸の主要な人類集団とは異なる遺伝的構成を持っているということでした。

 縄文時代に続く、弥生時代に、水田稲作や鉄の技術が大陸から渡ってきた渡来人によって伝えられたことがわかっています。今回の実験結果は、現代日本人が、この時の渡来人よりも、それ以前に日本列島に住んでいた縄文人の系統を、より濃く受け継いできたことを科学的に示しています。現代日本人のルーツはどこにあるのか?ということは、諸説ありましたが、今回の研究で、少なくとも1万年以上前から日本列島に住んでいた縄文人が、現代日本人のルーツであることが証明されたといえるでしょう。

 聖徳太子の時代から「和をもって貴し」といって、とにかく争わない方が良いという価値観を持った日本人。そのルーツは、1万年以上に渡って戦争の無い、平和な時代を過ごした縄文人までさかのぼるのかもしれませんね。そしてそれは、いまニュースで聴こえてくる領土問題や隣国のミサイル発射問題に対する日本の対応にも表れているように思います。

 さぁ、今日も、みんな仲良く和をもって、1日楽しくお過ごしくださいね。そして、また今週も、よい週末をお過ごしください。

2013年2月22日金曜日

インフレ

 みなさん、おはようございます。酒井大介です。今日のテーマは、「インフレ」です。
ごく簡単に言えば、インフレとは物価、モノの値段が上がること。逆に、デフレとはモノの値段が下がることです。日本は長くデフレに苦しまされてきた、という言い方がされますが、みなさん物の値段が下がったら、うれしいですよね?100円ショップや100円マック、いまや牛丼だって280円で食べられる時代です。

 ではなぜデフレはいけない!と言われるのか。物価が安くなれば、会社の売り上げは減少し、結果として人件費、つまりお給料が下がり、また消費者がより安いものを求めるという循環、デフレスパイラルに陥る、というわけです。確かに、こういわれるともっともらしく聞こえますが、本当にそうでしょうか?

 本来、インフレ、デフレとは、需要と供給のバランスが崩れることによって発生します。たとえば、極端な例ですが、10人おなかをすかせた人がいて、提供できる牛丼が1杯だけしかなかったら、500円、1000円出しても牛丼を食べたいという人が出てくるかもしれませんね。逆に、牛丼屋の周りに、ラーメン屋さん、おそば屋さん、お弁当屋さん、コンビニなど、ずらり並んでいたら、たとえ牛丼が100円だったとしても、10人みんなが食べてくれるわけではないでしょう。

 つまり、デフレになるとは、単純に供給過剰であるということです。おなかがすいた!という需要に対して、飲食店や食料品店が多すぎるから、安売り競争になっているだけです。

 最近ニュースで盛んに言われる、2%のインフレ目標。これは、安倍新政権が掲げる経済再生策のひとつで「無制限の金融緩和」によって、インフレを達成しようというものです。簡単に言えば、1万円札の量が増えればモノの値段が上がるはずだ、ということなのですが、先ほどお話ししたように、デフレの根源は供給過剰ですから、根本的な解決は、需要の増大か供給の縮小しかありませんよね。

 そもそも、牛丼1杯280円でも2800円でも、自分の財布からお金を出すことが無ければ、食べたときの美味しさや満足感は変わりませんよね。1時間3000円のマッサージが3万円になったからと言って、肩こりが10倍とれるわけではありません。

 私たちができることは、今日も一日楽しく働いて、お客様にも喜んで頂くこと。つまり、料理人であれば美味しいお料理を作ること、職人さんならもっと良いものを作ること。小売店であればもっと良い品を提供すること。

 確かに、連日ニュースで「株が上がった」「金が上がった」「円が下がった」と報道されると、なにか重大なことのように思いますよね。それでもやっぱり私たちは、今日1日を家族のため、上司同僚のため、自分のためにはたらいて過ごすのです。インフレ、デフレと一喜一憂せずに、豊かな気持で過ごしたいものですね。

 さぁ、今日も良い仕事をして、1日元気にお過ごしくださいね。そして、また今週も、よい週末をお過ごしください。

創立1周年謝恩企画「縄文の目醒め」

 令和元年9月、縄文総合研究所は創立1周年を迎えることができました。これもひとえに、お客様、ご協力者様、ご縁のあったすべての方々のおかげさまと、心より感謝しております。  さて、感謝の気持ちを謝恩企画に込めて、みなさまにご案内いたします。これまで、「そうは言っても・・・」と、二...